水疱瘡

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

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水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡は、10歳までに約9割の方が感染すると言われている感染症です。

感染力が強く、怖い病気ではありますが、正しい知識と対処法を知っていれば症状を軽くすることができます

いま水疱瘡に悩んでいる人はもちろん、過去に水疱瘡になったことがある人やまだ水疱瘡にかかっていない人も必見です!

今回は、水疱瘡の症状がでた時の特徴や対処法をご紹介します。

 

1.水疱瘡かもしれない?初期症状の特徴

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡のウイルスは、潜伏期間が1週間から2週間あると言われています。

この期間内に初期症状が表れる人もいますが、具体的にどのような症状なのでしょうか?

①水疱瘡の初期症状は風邪に似ている

水疱瘡の初期症状には次のようなものがあります。

 ・頭痛
 ・微熱
 ・だるさ
 ・イライラ

水疱瘡が流行しやすい冬から春までの間にこのような症状が現れたら、風邪だと決めつけたりすぐに治ると油断したりしないようにしましょう。

早いうちに水疱瘡の初期症状だとわかれば、素早く対処できて負担が軽くなります。

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②子供は腹痛や嘔吐が初期症状に現れやすい

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

上で見たように、水疱瘡の初期症状は頭痛や微熱など風邪と似た症状が多いです。

しかし、人によっては腹痛や嘔吐が出る場合もあります。

特に子供の水疱瘡は、頭痛・微熱・嘔吐が表れやすいとのこと。

子供の機嫌がずっと悪く、微熱や腹痛があるようなら要注意です。ただのわがままや風邪と思っていたら水疱瘡になっていたという事もあるのです。

「いつもと様子がおかしいかも…」と感じたら、なるべく医者に診てもらいましょう。

③初期症状だけで風邪や胃腸炎と判断するのは危険

水疱瘡は、初期症状から風邪と勘違いされたり、腹痛などの症状から胃腸炎だと言われたりすることもあるでしょう。

また、潜伏期間内だと症状が出ない人もいるため、医師でも他の病気と誤診することがあるようです。

発疹や水泡がでれば間違いなく水疱瘡と判断できますが、初期症状ではわかりづらいのが現状…。

周囲で水疱瘡が流行していないかなども判断材料になるので、情報収集も欠かせません。幼稚園・保育園・学校・職場などで流行していたら、そのことも医師に伝えましょう。

 

2.大人水疱瘡の特徴と重症化しやすい理由とは?

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡は子供だけではなく大人も感染する病気です。

さらに、大人の水疱瘡は症状が重くなりやすいと言われています。その理由はなぜでしょうか?

大人になってから水疱瘡にかかった時の症状についてもご紹介します。

①大人は水疱瘡だと考えにくい

大人の方で水疱瘡にかかったことが無いという人もいるのではないでしょうか?

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子供の病気だと思い込んでいる人もいますが、大人の水疱瘡は症状が悪化するまで気付かない事が多いようです。

なぜなら上にある通り、初期症状がほとんど風邪と同じだからです。

微熱やだるさ、頭痛などが悪化したり長引いたり、発疹などの症状が出てから病院に行き、そこで始めて水疱瘡と診断されるパターンが多いと言われています。

予防接種を1回受けたからといって安心はできません。1回だけで水疱瘡を完全に防ぐことはできないので「自分は大丈夫」という油断は禁物です。

②大人の水疱瘡は痛く、長引きやすい

大人になって水疱瘡にかかった人の多くが、とにかく痛みを訴えます。

特に発疹や水疱ができた時に痛みを感じる人が多く、下手に触ると跡が残るので苦痛に耐えなければならないのです。

また、大人の水疱瘡は潜伏期間が約2週間ほどと長かったり、発疹が出て水疱ができるまでの期間が半日だったりする人もいるようです。

かさぶたになるまでは周囲に感染してしまう場合もあるので、長く仕事を休まなければいけなくなるかもしれません。回復したと自分だけで判断せず、決して無理はしないようにしましょう。

③大人の水疱瘡は重症化しやすい

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

大人で水疱瘡の症状が出た場合、病院に行った時点でかなりひどくなっていることも多いようです。

仕事や用事があるので、水疱瘡の初期症状もちょっとした体調不良と考えて我慢してしまうのでしょう。

そのため、全身に発疹や水疱が出きてから病院に行くことも多く、中には合併症などの危険があるほど悪化しているケースも見られます。

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「たかが水疱瘡くらいで…」と考えている人もいるかもしれません。

しかし、水疱瘡の症状によっては即入院しなければならない場合もあるのです。

さらに言うと、年間数千人の大人が水疱瘡を発症し、その中の数中人は水疱瘡が原因の合併症などで亡くなっています

また、妊婦が水疱瘡にかかってしまうと、約30%の赤ちゃんが死産になってしまう可能性があるとも…。

普段よりも調子が悪かったり、ただの風邪じゃないかもしれないと思ったりしたら、水疱瘡かもしれません。

用心するに越したことはないので、水疱瘡の初期症状かもしれないと感じたらすぐ病院に行った方が良いでしょう。

 

3.水疱瘡の症状とは?

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡は一定の潜伏期間後に発症し、発疹などの症状を起こします。

発症後が本格的な水疱瘡とされますが、この時期にさらに悪化することもあるでしょう。

ここでは発症後の水疱瘡の症状についてご紹介します。

①発疹や水疱が全身にできる

水疱瘡を発症するとまず体中に発疹が出てきます。

この発疹は赤くて小さいので、はしかと間違われる方もいるでしょう。

しかし、1日から2日後には発疹から水疱に変わっていきます。

この水疱が厄介で全身にできるだけでなく、水疱の中に水疱瘡ウイルスが潜んでいるのです。

また、この水疱が破けると跡になって残ってしまうことも…。

かさぶたになるまで、なるべく水疱には触らないように注意しましょう。

②高熱や食欲不振を起こす

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡の症状は個人差があり、高熱や食欲不振になる人もいるでしょう。

特に子供は熱を出しやすく、中には40度近い熱が出ることもあるようです。

熱は水疱瘡ウイルスから体を守るために出るものですが、40度近くとなると合併症を引き起こす危険もあります。

38.5度以上の熱が出るような時は、解熱剤を飲んだ方が良い場合もあるでしょう。医師の指示に従い、適切な治療を受けてください。

高熱が続くと、どうしても食欲不振になってしまいますよね。

しかし、食欲は無くても脱水症状を防ぐために、きちんと水分を取るのが回復への近道です。

水分も欲しがらない場合は、病院で点滴治療を行う事も考えてみてください。

③かさぶたができるまでは症状が続く

水疱瘡を発症すると、しばらくは発疹と水疱の症状が続きます。

1週間前後経つと、そのうちポツポツとかさぶたができてくるはずです。

かさぶたができ始めると安心して、お風呂に入ったり仕事に出かけたりする人がいるようですが、すべての水疱がかさぶたになるまでは感染する可能性が高いと言われています。

かさぶたになるまでは外出などもできるだけ避けましょう

ゆっくり家で安静にし、体力を戻すようにしてください。

④命に関わる合併症を起こしやすい

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡の合併症には次のようなものがあります。

 ・水痘肺炎
 ・水痘脳炎
 ・髄膜炎
 ・脱水症
 ・中枢神経合併症

これらの合併症は、水疱瘡でも症状が重い時に起こります。

子供でも大人でも合併症を引き起こすケースがあるのは同じです。

子供の病気と思い込んだり、風邪と勘違いしていると、思わぬ合併症の存在に気付けないかもしれません。

水疱瘡自体も合併症を引き起こすほど重篤化していると、完治までにかなりの期間がかかります。

潜伏期間と合わせて症状が表れる3週間、入院して治療を受けるのが1週間、さらに治って数日は自宅療養するとしたら約1ヶ月もの時間がかかる場合もあるのです。

このような合併症を起こすと命の危険があると思えば、備えも万全になりますよね。

水疱瘡は、実は怖い病気だという事を再確認してみてください。

 

4.水疱瘡を予防・改善する方法

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水疱瘡の症状は、重いとかなり苦しいと言われています。

その症状を予防したり改善したりする方法はないのでしょうか?

今回は、水疱瘡の症状を予防・改善するための対処法をご紹介します。

①水疱瘡の予防接種を受ける

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡の症状を軽くする一番の対処法は、予防接種だと言っても過言ではないでしょう。

なぜなら、水疱瘡の予防接種を受けておくと水疱瘡にかからないという訳ではありませんが、水疱瘡になったとしても症状が軽くて済みます。

予防接種を2回受けている人は、水疱瘡になることはほぼないとも言われていますよ!

料金については、子供(1歳から2歳まで)だと定期接種で無料。

任意接種は1回あたり大人も子供も6,000円から10,000円程度かかるでしょう。

水疱瘡の重い症状を考えると、予防接種を受けておいた方が無難だと思います。

②早期の治療や予防接種が重要

水疱瘡の症状は、治療開始が遅れれば遅れる程、症状が重くなる傾向にあります。

発疹や水疱ができてから病院に行く人が多く、その時にはすでにかなり重い状態になってしまっている事も…。

「もしかして、水疱瘡かもしれない」という時に早期治療を受けられると症状が軽くて済むでしょう。

また家族に水疱瘡の人がいた場合、約8割が感染すると言われています。

このような状況だと、まだ感染していても発症していないケースがあるのです。しかし、緊急的に予防注射を受けるなどの治療を行うとも効果的。

ほかにも、発疹が出始めた段階で「カチリ」という塗り薬を使うのも良いとされています。

何より不調を感じたり、周囲で水疱瘡が流行していたらすぐ病院に行く意識を持ちましょう。

③お風呂は避け安静に過ごす

風邪を引いていても微熱程度ならお風呂に入る人もいるのではないでしょうか?

水疱瘡の場合、お風呂に入るのは厳禁です。

潜伏期間や初期症状の時にでも、お風呂から感染してしまいます。

家族全員に水疱瘡のウイルスをまき散らすことになるかもしれません。

症状の悪化や感染だけではなく、水疱が破れて跡が残る原因にもなるでしょう。

かさぶたができるまでお風呂は我慢して、タオルで拭くなどの方法で清潔にしてください。

 

5.水疱瘡の症状がある時の注意点

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡は注意しておかないと、周りに迷惑をかけたり、跡が残ったりします。

水疱瘡になってしまったら、どのような点に注意すればいいのでしょうか?

症状が出てから、注意しなければならない事をご紹介しておきます。

①周りに感染させないよう最大限注意する

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡は潜伏期間から、かさぶたができるまでの約2週間から3週間位は人に感染する病気です。

家の中でも家族にうつる危険性がありますし、水疱瘡の人が病院に行くだけでも感染させてしまうことがあります。

なぜなら、水疱瘡はくしゃみなどでも感染しますし、患者が触った物を他の人が触っただけでも感染するのです。

閉め切った部屋などでは、空気感染のおそれもあるでしょう。

水疱瘡ウイルスは、とても感染力が強ので、かさぶたになるまでは注意を徹底することが何よりも重要です。

②症状が軽くても周囲に感染させないことが重要

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡になっても初期症状がほとんどなく、発症しても水疱がでただけで熱もないという人がいます。

このような人は、症状が軽いので無理をしがちですよね。

ゆっくり自宅で過ごしていれば良いのですが、水疱以外の症状が無いと外出する事もあるでしょう。

水疱瘡の恐ろしさは、2番目に感染した人の症状が重くなりやすいこと。

たとえ自分の症状が軽くても、人に感染させないために不要な外出などは控えてください。

③水疱瘡の跡が残らないように注意する

子供は発疹や水疱ができると、かゆがることがあります。

特に水疱の時が一番かゆく、つい我慢できずにかきむしってしまう事もあるでしょう。

すると、ひどい時には水疱瘡の跡が残ってしまうかもしれません。

その跡が大人になっても残ったままで、コンプレックスに感じている人もいるのです。

子供は言ってもなかなか我慢できないので、かゆみを抑える薬を小まめに塗ってあげましょう。

子供ならまだ皮膚の新陳代謝が活発なので、跡が残らない事も多いです。

しかし、大人は跡が残りやすいので水疱が破れないようにご注意ください。

 

6.まとめ

水疱瘡の症状の特徴とは?初期症状・合併症・予防・対処法まとめ

水疱瘡の症状は、かなり個人差があります。

水疱以外、目立った症状が無い人もいれば、体が痛くて起き上がれないほど重症になる人もいるのです。

意外に思われるかもしれませんが、水疱瘡は重症化すると命に関わる病気なので、とにかく一度は病院に行って最適な治療を受けるようにしましょう。

「1週間以上も休めない!」という人がいるかもしれません。

しかし、無理して外に出ると大きな負担になるばかりか、周りに感染させる危険性もあるのです。

また、自分が過去に水疱瘡にかかってるかどうかわからなければ、とりあえず予防接種を受けておくに越したことはありませんよね。

自分のためにも周りのためにも、正しい知識と対処法を改めて確認しておいてください。


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