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子供は蕁麻疹になりやすい?さまざまな原因と予防法・対処法まとめ

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子供は蕁麻疹になりやすい?さまざまな原因と予防法・対処法まとめ

ひどいかゆみや痛みを特徴とする蕁麻疹(じんましん)。

子供は大人に比べると皮膚が薄く弱いので、蕁麻疹を起こすことが多いとされています。

ほかにも、子供が蕁麻疹を起こす原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

今回は子供の蕁麻疹の原因や予防法、対処法についてご紹介します。

 

1.子供が発症する3つの蕁麻疹とは?

子供は蕁麻疹になりやすい?さまざまな原因と予防法・対処法まとめ

子供の蕁麻疹は、種類によって原因が違うことをご存じでしょうか?

冬の寒さや夏の暑さなど、気温の変化によって蕁麻疹が起こることも多いのです。

具体的に、どのような原因で子供の蕁麻疹が起きるのかをご紹介します。

 

①冬の寒さが原因の「寒冷蕁麻疹」

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季節によって起こる蕁麻疹の中でも代表的なのが、急激な冷えを感じることで起きる寒冷蕁麻疹

例えば、暖かい部屋から急に寒い外へ出ると、顔や体の一部が赤くなってかゆくなった経験がある人もいるのではないでしょうか。

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これが寒冷蕁麻疹です。

人によっては、夏場でも急にクーラーなどに当たると起きることもあります。

部屋と外の急激な温度変化などが原因で免疫機能が働き、皮膚の下にかゆみを引き起こすヒスタミンが放出されるので蕁麻疹が出てしまうのです。

寒冷蕁麻疹の対策は、できるだけ皮膚に急な冷えを感じさせないこと。

寒い場所に行く時は、マフラー・手袋・アウターなどをしっかり着用すると良いでしょう。

特に子供は、冬場に寒冷蕁麻疹が原因のかゆみを訴えることがあります。

なるべく、子供が寒さを感じないような服装に注意してあげてください。

 

②夏の汗が原因の「コリン性蕁麻疹」

夏の子供は動き回って汗をかきやすく、そんな時に起こるのがコリン性蕁麻疹です。

あせもと間違われることもあるのですが、コリン性蕁麻疹は赤く小さなブツブツだけではなく平べったく腫れるのが特徴です。

また、コリン性蕁麻疹はあせものようなかゆさだけではなくピリピリ・チクチクといった刺激を感じることもあるでしょう。

対策としては、汗をかいたらすぐタオルで拭いたり着替えたりして体に汗を残さないこと。

シャワーを浴びることも効果的です。

子供は大人よりも汗をかきやすいので、予防にはこまめなケアが欠かせません。

 

③日光が原因の「日光蕁麻疹」

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蕁麻疹の中には、太陽光に当たることで起こる日光蕁麻疹もあります。

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日光蕁麻疹は、肌を露出して太陽光に当たると、少しの時間(15分程度)でも赤く腫れてかゆみが出てきます

照明器具なども含む可視光線に反応するもので、一度発症すると室内や夜間、冬でも蕁麻疹が出現する可能性も…。

対策としては日光が当たらない場所に移動すれば早くて数十分、遅くても2時間以内には治まるので覚えておいてください。

紫外線とは異なるので、日焼け止めに予防効果は期待できません。直射日光を避けるようにするのが一番です。

 

また、蕁麻疹とは別物ですが紫外線を原因とする多形日光疹の可能性も考えられます。

こちらの場合は日光に当たってから数時間後に出現し、発疹が数日間続くのが特徴。

多形日光疹は、日焼け止めや帽子など日よけグッズが有効です。

 

④季節に関係なく起こる特発性蕁麻疹

子供が起こしやすい蕁麻疹に、突発性蕁麻疹というものがあります。

蕁麻疹の約7割が突発性蕁麻疹と言われているので、耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

これはストレスや何らかの感染、疲れによって起こる蕁麻疹で、免疫力の低下が原因と考えられています。

子供は腕や足、お腹の周りなどにやすく、目立つのですぐ見つけられるでしょう。

突発性蕁麻疹は、数時間もしないうちに消えることもあれば、何度も繰り返し現れることもあったりと個人差があります。

1ヶ月以上蕁麻疹の状態が続く場合は慢性蕁麻疹なので、一度医師に相談してみてください。

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2.刺激が原因で起こる子供の蕁麻疹

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子供がかかりやすいものの1つで、刺激が原因で起こる蕁麻疹をご存じでしょうか?

日常生活や身近な所にさまざまな刺激がありますが、それによって起こるかもしれない蕁麻疹もご紹介します。

 

①アレルギーと運動によって起こる蕁麻疹

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子供の中では少数ですが、食物依存性運動誘発アナフィラキシーという蕁麻疹もあります。

これは食物アレルギーの一種で、食後2時間以内に運動することで起こる蕁麻疹です。

多くの原因は、小麦粉と甲殻類だと言われていますが、運動量の多い球技などを行っている時に発症するケースも見られます。

運動ではなく入浴が原因で起きることや、運動後の食事で起こることもあるようです。

運動や食事をした後で蕁麻疹が出る人は、食物依存性運動誘発アナフィラキシーを疑ってみてください。

 

②かぜ薬に注意!アスピリン蕁麻疹

子供の蕁麻疹の中には、かぜ薬などを原因とするアスピリン蕁麻疹があります。

これは非ステロイド性抗炎症薬などの薬を飲んだ数時間後から蕁麻疹が現れるのが特徴。

短い人だと半日、長い人は数日間皮膚に蕁麻疹症状が出てきます。

元々、慢性蕁麻疹の子供がアスピリン蕁麻疹になりやすいと言われているので注意してください。

まぶたや唇の腫れ、嘔吐といった症状を起こす子供もいるので、風邪薬を処方される時は医師に相談することをお忘れなく。

ドラッグストアなどで買う時にも薬剤師に聞くなど、十分気を付けましょう。

 

③虫や植物で起こるアレルギー性蕁麻疹

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人がアレルギー反応を起こすのは、食べ物だけではありません。

虫や動物に触ることでアレルギー反応が起きることもありますし、木や植物が原因で起きることもあるのです。

刺激を受けるものによっては、激しい蕁麻疹が出てしまいます。

ひどいものだと、数日間は皮膚のかゆみ・かぶれ、まぶたの腫れに悩まされるでしょう。

山など自然が豊かな場所に行く時は、目に見えない刺激物もたくさんあります。

肌を露出しない服装や帽子の着用を徹底し、アレルギー蕁麻疹の対策をしてください。

 

3.ストレスによる子供蕁麻疹の特徴3選

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子供の蕁麻疹には、ストレスが原因で起こるものもあります。

子供のストレス性蕁麻疹は、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

 

①ストレス性蕁麻疹は、かゆみがない場合もある

子供の蕁麻疹は、アレルギー性と非アレルギー性に分けられます。

非アレルギー性の蕁麻疹は、ストレスが原因の1つと考えられるでしょう。

ストレスが原因の蕁麻疹は、子供がストレスを感じることで血流が悪くなり、皮膚に蕁麻疹が起こり、ヒスタミンが出ることでかゆみも起こるのです。

かゆみがない場合もあり、蕁麻疹は出ているけどヒスタミンは出ていないケースかもしれません。

ストレスは子供にとっても大きな負担となり、体に影響を及ぼすことがわかりますね。

 

②蕁麻疹が出るタイミングについて

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子供のストレス性蕁麻疹は、ストレスを感じている時ではなく、寝る前や入浴後などホッと安心した時に出やすいです。

赤いプツプツとした蕁麻疹が出て、かゆみはあることもないこともあるでしょう。

かゆみがあっても、しばらくするとキレイに消えています。

ストレスを受けて数時間後に蕁麻疹が出る人もいれば、数日後のこともあるようです。

子供にとってのストレスはなるべく減らせるように、できる限りの工夫をしてみてください。

 

③ストレス性蕁麻疹は再発する

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子供に現れやすい突発性蕁麻疹の約3割がストレス性の蕁麻疹ではないかと言われています。

また、ストレス性の蕁麻疹は一度治ったように見えても再発するケースが多いようです。

病院などに連れて行っても繰り返し蕁麻疹が起きるようなら、ストレスが原因かもしれません

少しずつ子供のストレスを減らす環境を整えていきましょう。

まずは、子供がストレスに思っていることを聞き出したり、考えてあげたりしてください。

一時的な蕁麻疹で済むならまだ良い方です。悪化すると子供の精神に悪影響を与えてしまう可能性もあります。

ストレス性蕁麻疹が子供のサインだと思えば、再発しない工夫を徹底するべきではないでしょうか?

子供のストレスの原因が親にあることも少なくありません。

まずは自分が子供にストレスを与えていないか見直して行動を改めると、蕁麻疹が減ることも多いようです。

 

4.蕁麻疹が出た子供に対する改善法3選

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ストレスで蕁麻疹が出る子供は、ストレスの発散方法がわからない場合が多いです。

もし蕁麻疹が長引いているようなら、ストレスを発散する方法を見つけてあげましょう。

簡単にできる改善法から、親の心がけ次第で蕁麻疹が良くなる方法を3つご紹介します。

 

①まずはストレスの原因を探す

子供がどんなことにストレスを感じていそうか、一つひとつ考えてみましょう。

学校での出来事、友達との関係、親子のコミュニケーション、習い事の様子など、子供ながら我慢していることやストレスになることはたくさんあります。

それらの原因を一つずつ改善することが、蕁麻疹の発生を抑制するようになるでしょう。

親が思っていないようなことも、子供にとって大きなストレスになっている場合も多いです。

ストレスの原因を探して一緒に改善していく姿勢が、蕁麻疹の治療になっていくでしょう。

 

②できるだけ外に出してストレス発散をする

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家にこもりがちな子供は、ストレスが溜まりやすいと言われています。

内向的な子供は家で遊ぶ方が楽しいと考えがちですが、ストレス発散を考えると外遊びの方が適しているでしょう。

広い公園で体を動かしたり、緑がある場所をのんびり歩くだけでも効果的。

家に閉じこもっているだけでも蕁麻疹がでるほどストレスを感じているので、そんな時は自然の中で遊ばせて気分転換させてあげましょう。

体を動かすことによって夜もぐっすり眠れるため、外出や運動はとても重要ですよね。

ぜひ子供を外に連れ出してリフレッシュさせてみてください。

 

③親の接し方で蕁麻疹が改善する

子供のストレスには、大なり小なり親が関わっていることもあります。

親の中には自分のコンプレックスや見栄のせいで、子供に過度な期待をしてしまう人もいるでしょう。

これが子供にとって大きなプレッシャーとなり、蕁麻疹になるケースも多いのです。

小さな頃からたくさん習い事をしている子供が蕁麻疹になることは少なくありません。

一生懸命、親の期待に応えようとムリをしているからかもしれないですね。

まずは、自分の子供にプレッシャーをかけていないか考え直し、子供にとってベストな環境を整えてあげる工夫が必要となるでしょう。

 

5.子供の蕁麻疹で原因がわからない時の対処法

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子供の蕁麻疹は急に出ることも多く、原因が何かまったく思い当たらない場合もあるでしょう。

蕁麻疹によっては激しいかゆみが起こることもありますが、どのような対処法を行ったら良いのでしょうか?

原因がわからない時の対処法について、一般的な例を改めてご紹介します。

 

①皮膚科だけではなく小児科も受診する

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子供に蕁麻疹が出ても、かゆみがない場合は気にしない人もいるのではないでしょうか?

かゆがったりしないので大丈夫と判断しがちですが、蕁麻疹を放置すると症状が悪化したり、ほかの病気になったりすることも考えられます。

蕁麻疹が重症化してからだと治療も長引きますし、何より子供に辛い思いをさせてしまいますよね。

そうならないように、原因がわからない時は皮膚科だけではなく小児科の医師に相談してみてください。

案外、ストレス性の場合のようにちょっとしたきっかけで蕁麻疹が良くなることもありますよ。

 

②蕁麻疹の原因として考えられるものをできるだけ避ける

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次に挙げるものは、子供の蕁麻疹の原因になりやすいものです。

特に幼児期の子供は、ちょっとした刺激やストレスで蕁麻疹を起こしてしまいがち。

子供の蕁麻疹の原因が特定できない場合は、これらのことに注意しましょう。

 ・虫や植物
 ・衣類
 ・食べ物
 ・ストレス
 ・寒暖差
 ・汗や日光
 ・薬

蕁麻疹になると何度も繰り返し、なかなか治らないことも多いです。

必要以上に気にするとそれがかえってストレスになってしまいますが、避けられるものはできるだけ避ける習慣を付けておくと安心ですよね。

 

③蕁麻疹の正しい予防法

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蕁麻疹を何度も繰り返している子供は、次のような予防法を行ってください。

 ・子供の爪を切る
 ・刺激が少ない衣類を選ぶ
 ・病院で薬をもらっておく

蕁麻疹はいきなり発症し、数時間や数日で消えることもあれば、1ヶ月以上続くことも…。

これらの予防をしておくと軽い症状で治まる場合もあります。

今まで何度か蕁麻疹が出ているなら、症状が出る前に予防しておくことが悪化を防ぐポイント

子供は蕁麻疹を掻いて悪化させてしまうことも多いので、親がよく観察しておきましょう。

 

④蕁麻疹が出た時の正しい対処法

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原因がわからない蕁麻疹が何度も出るなら、次の対処法が効果的です。

 ・蕁麻疹が出た時の入浴は避ける
 ・患部を冷やす
 ・ステロイド剤を使用する

蕁麻疹が出ている時にお風呂に入ると皮膚が温まり、かゆくなることがあります。

かゆみは冷やすと抑えられるので試してみてください。

また、かゆみを抑えるためにステロイド剤を使用するのもおすすめ。

かゆみがひどいとかいて炎症を起こし、皮膚の状態が悪くなってしまいます。

子供には患部をかかせないように注意しましょう。

ステロイド剤を不安に思う人もいますが、少量を短期間使用するだけなら安全です。

蕁麻疹が出た時に、前もって医師から処方してもらい、かゆみがある時に正しく使えば問題ありません。

 

6.まとめ

子供は蕁麻疹になりやすい?さまざまな原因と予防法・対処法まとめ

子供の蕁麻疹は、すぐに治ることもあれば長期化することもあります。

一時的な蕁麻疹だとしても原因がわからない場合は、食べ物・衣服・対人関係・生活環境まで気をつかった方が良いでしょう。

「たかが蕁麻疹…」などと考えず、病院できちんと診断してもらってください。

特に子供の蕁麻疹は、ちょっとしたことで改善するケースも多くあります。

普段からよく子供を観察して、小さな変化にも気付いてあげることが大切です。


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